「クローラー向けのサイトマップである「sitemap.xml」(xmlサイトマップ)を設置すれば、クローラーがサイト内を巡回する為の手掛かりになり、サイト内に作成した新しいURLのインデックス速度の向上やクローラビリティの向上に繋がる為、サイトにはsitemap.xmlを設置してください!」
と、SEO業者に言われた方は多いのでは無いでしょうか。もしくは、自分でsitemap.xmlについて調べていて、そのような内容を書いている記事を見つけた方も多いと思います。
「わかった、sitemap.xmlはSEO的に重要なことなんだね。で、どうすればちゃんとしたsitemap.xmlを作成出来んねん!」となった方も多いことでしょう。
例えば、wordpressを使っていればプラグインで自動的に公開した記事のURLがsitemap.xmlに自動的に記述されますし、phpでもそれに対応出来ます。
しかし、wordpressも使っていなければphpも組めない。ましてや、有料のツールにお金を払う余裕も無い方からすれば八方塞がり状態でしょう。でも、そのような悩みを抱えている方にご朗報!今回は
- 制限はあるが、ある程度のURLが記載されたsitemap.xmlが無料・フリーソフトのツールで簡単に作成出来る。
- 手動になってしまうが、全てのURLを記載したsitemap.xmlを無料・フリーソフトのツールで作成出来る。
この2つの方法をご紹介します!あまり沢山の作成ツールを記事見辛くなるのと、結局どれがよくてどれを使ったらええねん!となりますし、なんかSEO目的やろこの記事みたいな感じで受け取られたらアレなので今回は2つのみのご紹介となります。長文書くのがめんどくさいとかちゃうで、多分。
目次
そもそもsitemap.xmlとは?
【sitemap.xml】無料作成ツールその1
sitemap.xml Editor
「サイトマップを作成-自動生成ツール sitemap.xml Editor」
はい、もうネーミングがシンプルで素晴らしいです。見るだけで何が伝わるか明確です。
タイトルとしてこれ以上無いほどお手本の例です。
話が逸れたので元に戻しますが、このsitemap.xml Editorはなんと作業時間は10秒程度!作業後は放置しておくだけで、自動でsitemap.xmlを作成出来る超便利ツールです。
使い方は超簡単。URLを入力した後、下記の赤枠内に選択項目がありますので、マウスで5箇所ほどポチっとして「サイトマップ作成」をポチっとするだけです。
数秒後、サイトマップが生成され、後はダウンロードすれば完了です。
少し説明が乱暴なのでもう少しだけ細かく説明します。とりあえずsitemap.xmlを作成したくしてしたくて震えてしまう方は下にリンク先を掲載しているのでスクロールして問題ありません。yajiは悲しみますが。それはさておき、上から順に項目を説明していきます。
1.lastmodの自動取得
lastmodの意味は、日本語に訳してsitemap.xml的に説明すると
「そのURL(ページ)の最終更新日はいつなのか?」をクローラーに伝えることが出来ます。
2017年度に、Google社員のジョン・ミューラー氏がlastmodは記述している更新日が正確であれば、ロボットがクロールする為の手助けになると発言しています。言い方を変えれば、優先的にそのページをクロールしてくれます。
しかし、更新日が不正であったり、正確では無い場合などは、Googleの信用を損ねるとの事。sitemap.xml Editorは無料ツールであり、尚且つ1つ1つのURLの正確な更新日を把握している人は少ないでしょうから、記述しないのが無難です。
優先的にクロールしてほしいページがあるなら、設定してももちろん問題ありませんが、後で正確かどうかチェックが必要です。
2.サイトの更新頻度
特に設定するメリットは無いので、記述しないで問題ないです。
3.priorityの自動設定
priorityは0.0~1.0の値で設定でき、簡単に説明するとこの値が高ければ高いほど、優先的にクロールしてね♡と検索エンジンにアピールすることが出来ます。「じゃあ1.0に全部すればええやん!俺は猛烈にお前にアピールする!」となるのが人間の性ですが、そうは問屋が卸しません。Googleはそんなに簡単に落とせるような安い人では無い、、というよりもそもそもの問題として、priorityはgoogleは「2018年7月度」現在
この値を使用していないからです。その為、特に設定する必要もないので「しない」を選択しましょう。
4.除外ディレクトリ
サイト内にクロールして欲しくないページがある場合、そのURLを無理にsitemap.xmlに記述する必要性はありません。ECサイトなどであれば、「/cart」のディレクトリはカートに入れられたページのみが生成されているだけなの、クロールさせる必要性は無いでしょう。サイトのジャンルによりけりですが、もし除外したいディレクトリがあれば記述しておきましょう。
5.同一タイトルURLの除外
いわば、重複ページに該当しそうなページを除外してくれる機能です。
Googleは重複ページを好まないので、除外するを選択しておいて問題ないでしょう。
各項目の説明は以上です。
但し、1点だけこの無料sitemap.xml作成ツール、
「sitemap.xml Editor」
を使用するにあたって覚えてほしいことがあります。
それは、
- sitemap.xmlに登録するURLをコントロール出来ない。
- sitemap.xmlに記述されるURLは1.000件程度
- 必ずしもsitemap.xmlが正確に生成される訳ではない。
この3点です。上記の制限こそありますが、無料でsitemap.xmlを作成させていただけることに感謝しましょう。小規模サイトであれば、十二分に使えるツールです。
ツールはこちらから利用できます↓
sitemap.xml Editor
作成者の方、有難うございます!!
【sitemap.xml】無料作成ツールその2
サイトマップXML自動生成ツール
「サイトマップXML自動生成ツール」
はい、もうネーミングがシンプルで素晴らしいです。見ただけで何が伝わるか明確です。
このサイトマップXML自動生成ツールは先程紹介したツールとは少し機能が異なり、なんとサイト内で登録したいURLだけを記述したsitemap.xmlを作成出来ます。
これも使い方は超簡単。
まずは、上記のツール内にsitemap.xmlに登録したいURLを入力してください。
で、ポチッとな。
すると、次はこの画面に遷移します。
lastmodや更新日など項目が表示されていますが、先程説明した通り
特に設定を気にする必要性はないので、XML生成を押してください。
最後は上記の画像内にも記載されていますが
「sitemap.xml」と書いている箇所を右クリックし、
ファイルを保存すればダウンロードすれば作業は完了。後はサイトにこの作成出来たsitemap.xmlファイルをアップロードするだけです。念の為、
・ドメイン名/sitemap.xml
と検索エンジンの検索窓に入力して、作成したsitemap.xmlファイルが反映されているか確認しましょう。このツールを使えば、自社でURLを管理しているのであれば、誰でも簡単に秒速でsitemap.xmlを作成することが出来ます。
ツールはこちらから利用できます↓
サイトマップXML自動生成ツール
作成者の方、有難うございます!!
Google Search Consoleでsitemap.xmlを送信
インデックスのリクエスト送信で爆速インデックス
【sitemap.xml】無料作成ツールのまとめ
今回紹介したsitemap.xmlの無料作成ツールは、
「sitemap.xml Editor」「サイトマップXML自動生成ツール」の2つでした。
無料である為、どうしても制限はありますが、それでも十分過ぎる機能が備わっています。小・中規模のwebサイトであれば、問題無く使用出来るかと思います。
SEO業者の方であれば、クライアントサイト用に作成して提出する。自社サイトを運営している方であれば、自社サイト用で利用する。
など、使い方は様々なので、上記のツールを使ってクローラビリティの向上に努めてください(`・ω・´)ゞ